じゃあ またね

大好きな自然 お花 にゃんこ そして私の日常

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

あの日のこと

にゃんきち20160613


あの日の朝、いつものように4時半に起きて、
車を走らせて、いつもの駐車場に車を止めると、
パパさんと二手にわかれて、
いつもの道を歩き始めました。

にゃんきちの首輪が見つかった家の前を、
「にゃんきち、小太郎」
と呼びながら抜けて、
曲がり角まで来たときに、
今日はどうしようかな?
曲がろうかな、まっすぐに行こうかなと、
ちょっと悩んで、とりあえず今日はまっすぐ。
帰りにこっちを通ってと考えました。

その曲がり角から、
30歩も歩かない田んぼのなかに
にゃんきちはうずくまっていました。

でも、その田んぼは道から80センチほど下に下がっていて、
近くまでいかないと、
中の様子は見えないのです。

あの曲がり角で、まっすぐ行こうと思ったのは、
きっと、にゃんきちが呼んだのだなぁと、
今でも思っています。



うずくまっている猫さんを、
最初はにゃんきちとは思いませんでした。
この辺りは猫さんが多くて、
畑の中や草むらで寝てるこも多かったから。

でも、上から呼びかけても反応がなく、
もっていたご飯を投げてあげても反応しない。
前のほうに回って、
道から顔を覗きこもうとすると、
そこにあったのは、
見慣れたにゃんきちの目でした。

心臓がバクバクしました。
どうやって、そこを飛び降りたのかわかりません。

近づいて
「にゃんきち」と呼んで触ろうとすると、
貌をあげて、シャーと言って逃げようとするけれど、
もう、一歩も二歩も歩けずヨロヨロと倒れてしまいます。
毎日拭いて目薬をさした右目。
両目とも、爛れて目やにがいっぱいで、
でも、本当ににゃんきちでした。
行方不明になってから47日目でした。


慌てて、パパさんに電話をかけて、
着ていたパーカーを脱いで、
にゃんきちにかけて抱き上げました。

いつも、私が寝そべっていると、
走ってきて私の胸の上にジャンプ。
重くて「うっ」と声がでそうになるのに、
その体は、羽のように軽かった…

「にゃんきち、死んじゃダメ、死んじゃダメだからね」

そういいながら、道路に上がろうとしていたとき、
パパさんが走ってきました。

そのまま走って車に戻り、
実家までもどって、
バスタオルでくるんで、
指で口にお水をつけてあげると、
美味しそうに飲みます。
でも、ごはんは食べれなかった…

冷静に考えれば、そこに行くしかないのに、
日曜日の早朝ということで、
どこの病院が診てくれる?
と、私もパニック状態。

小太郎をもらい受けたボランティアの方に連絡がとれて、
開くのをまつより、
ここへ行ったほうがと言われたのは、
熊本市内の病院です。
車で小一時間かかる場所。
でも、そこに行くしかなかったのです。

できるだけあっためて、
無理には食べさせないでと言われて、
にゃんきちの匂いがするようにと、
実家の庭にかけていた、
にゃんきちのお気に入りのフリースでくるんで、
抱っこして、
ずっと声をかけながら病院へと向かいました。

すると、私の腕のなかで、
いつものように、ゴロゴロ、ゴロゴロ言い出したのです。
病院について、待合室で待っていると、
うーんと伸びをするように、
手足をつっぱってゴロゴロいいます。

診察台に乗ったにゃんきちの姿は、
もう、本当にぼろ雑巾のようだったけれど、
その大きなゴロゴロと手足を動かしたこともあって、
きっと元気になると信じて疑いませんでした。


にゃんきちを診た先生は、
これはひどいな。
脱水と貧血もあるし、
でも、よく見つかったね~すごいな。
これから、検査して点滴して。
この状態じゃすぐには帰れないから、
2.3日入院になりますよ。
5時には検査結果がわかるから、
また来てくださいね。
そうおっしゃいました。


お願いをして、
きっと元気になるよねと話しながら
にゃんきちがいた場所へと戻って、
小太郎も近くにいるかもしれない。
そう思って探しましたが見つからず。。。


一旦家に戻って、
用意をして、
5時前に病院につくと、
しばらくして看護師さんが
籠に入ったにゃんきちを連れてきてくれました。

にゃんきち~と、ぱぱさんが手を伸ばしたら、
小さくシャーを言ったので、
にゃんきち、ぱぱだよと。
そうしたら、爛れてはいたけれど、
あの可愛い目を瞠ってパパさんと私も見ます。
その目は、朝に比べると、
うんと力があって、
あーよかった。点滴してもらって、
元気になってきたんだって思えたのです。

実際、その後の説明でも、
検査結果に特段の悪いところはないので、
とりあえず、点滴を続けて、栄養補給して、
2.3日したら退院できますよ。でした。

ずっと撫でて、
明日もくるからね。
頑張るんだよ~
待っててねと、にゃんきちに言って帰りました。


丁度、その3日後に仕事で熊本市内に行くことはわかっていたので、
元気になったら、その時に連れて帰れるかも?
そう私たちは思っていたのです。
元気になると信じて疑いませんでした。
また、にゃんきちと一緒に暮らせる。
そう思っていました。





| にゃんこたち にゃんきち | 23:28 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

PREV | PAGE-SELECT | NEXT